Blogger のラベルについて考える
この頃記事が増えるにつれて記事を分類するラベルも増えてしまい、なんだかわかりにくいことになっていたので整理しました。
Blogger には階層構造で分類する「カテゴリー」という概念がなく、並列的な「ラベル」(一般的には「タグ」)で記事を分類することになります。
ラベルは思いつくまま限りなくつけることができるので、気をつけないと読者にも自分にもわかりにくいことになるかなと思ったので、考えをちょっとまとめてみました。
ラベルの修正
ブログ更新時、深く考えずにラベルをつけているうちに Blogger ラベルとブログラベルが存在していた。自分の中では一応区別して各記事につけていたんだと思うんですが、見直してみると片方だけついているもの、両方ついているものがあり、その意図がよくわからないものがあったりして。
自分がわからないんだから読者の方はもっとわからないだろうと。
他のブログを読むときに自分はラベル・カテゴリーの分類から記事を探すことが多いので、クリックして自分の探したい分野の記事がなかったらちょっとしたストレスになるだろうということで修正しました。
- Blogger → Blogger カスタマイズに変更し、カスタマイズ関連の記事のみ分類
- ブログ → ブログ運営に変更し、ブログの方針や、カスタマイズではない情報についての記事を分類。
上記であれば目的の記事が見つけやすそうだし、ラベルが重なっても混乱はなさそうじゃないかな、と。
それから、中南米遺跡について紹介した記事すべてに遺跡ラベルと旅行ラベルがつけられていた(自分でつけたんだけど)。
最初はきっと旅行関連の記事をいろいろ書いてそのうちの遺跡分類にしよう、というつもりだったんだと思う、たぶん。でももうコロナ禍で旅行について書く気分でもないし、書こうと思っていた旅行自体が過去のものになり旬を過ぎた感もある。
現状の旅行ラベルは=遺跡ラベルとなっていて意味をなしてないし、旅行については当分記事を書くことはないだろうということで、この旅行ラベルを削除しました。
とりあえず自分の中ではすっきり分類できた気がしています。
Blogger のラベル機能について
Blogger の記事の分類は、各記事に「ラベル」をつけることで行います。他のブログサービスでは一般的に「タグ」と呼ばれる機能が、Blogger のラベル。
1つの記事に複数のラベルをつける場合は、各ラベルが並列の扱いになるので、記事を階層化して分類するカテゴリー分けの機能はないことになります。
カテゴリー分けができなくて不便という見方もあると思いますが、個人的には、自由度の高いこのラベル機能が気に入っていました。複数のラベルを1つの記事に好きなだけつけられるから、自由に簡単に分類できる。
カテゴリー分けをしようと思うと、記事分類の全体像をつくって階層化しないといけない。ブログを始めるときから構想がしっかりできている人であればたぶん問題ないんだと思うのですが、記事の内容をガッチリ固めずに始めた場合や、やりながら考えていこうという場合には、カテゴリー分けを最初から厳密にやるのってちょっと難しいよね。
Blogger のラベル機能は、深く考えなくても分類できるという点では利用が簡単です。たぶん、大きなカテゴリー分けがあった上での、小さいカテゴリーとしてのラベル(=タグ)であれば、索引やキーワードとして適当につけてもそれなりに機能を果たすんだと思う。私はできれば WordPress のようにカテゴリーとタグ両方の機能がほしい。
でも、Blogger にはカテゴリー機能はない。だから、ラベルはタグとしてというよりも、「この分類から読者が目的の記事を探せるような大枠(=カテゴリー)」として設定したほうが良いんだろう。多すぎるとまずラベル自体をチェックするのが大変だし、細かく分けすぎると「どっちに入ってるんだろう」となったりするかもしれない。
にもかかわらず深く考えずにラベルをつけてしまうと、不要なラベルの乱発や重複づけが起きやすいんだろうなと感じました。反省。
数もいくらでも増やしていけてしまうので、読者の混乱を招かないよう今後も注意しようと思った次第です。
※追記(2021/11/5)
テンプレートを JetTheme に切り替えたことで、カテゴリーとタグを分類できるようになりました。