ついに卵焼きの理想の味付けを見つけた
卵焼きが好きじゃないという人はあまりいないと思いますが、卵焼きの味付けに関しては皆それぞれに好みがあるのではないでしょうか。
料理をするようになって数年、卵焼きは日常的につくってきましたが、イマイチ自分の好きな味にはなっていませんでした。
が、本当につい最近、自分にとって理想の、好みの味付けの配合に出会うことができました。
その配合というのは、なんのことはなくて、
卵2個に対して、砂糖大さじ1、酒少々、塩少々
というシンプルなものなんですが、ここに至るまでが長かった。
ネット上に出ている配合は、本当にいろいろ試しました。
砂糖、醤油、みりん、白だし、めんつゆ、マヨネーズ、だしの素...
調味料だけでもこのくらいパターンがあって、さらにどれをどのような割合で入れるかという掛け合わせで無数にパターンができます。
よく紹介されているのは、砂糖と醤油を入れる味付けだと思います。私も長い間、基本的にはその味付けでつくっていました。卵2個に対して砂糖が大さじ1、醤油が小さじ1程度の配合。
でもなんか違うんだよな〜と思いながら、ちょこちょこ違う配合を試しては、やっぱり違う... の繰り返し。実家では砂糖オンリーの味付けでしたが、それもちょっと違う。で、やっとたどり着いたのが上記の配合でした。
甘い卵焼きが好きなのでベースは砂糖なんですが、その他の調味料としては醤油じゃなくて塩を使うこと、それから酒をちょっと入れること。両方ともそんなに存在感が強いものでもなさそうだし、なくても良いんじゃ? という気もするのですが、入れるとなぜか美味しいのです。
それから、もしかしたら卵焼き器も関係しているかもしれない。
1年ほど前に、テフロンの卵焼き器から南部鉄器の卵焼き器に変えていました。テフロンがくっつくようになったからという理由だったのですが、買い換え後、同じ配合でつくってもこんなにも味が変わるのか! と驚きました。
そのときはまだ砂糖と醤油の味付けでしたが、テフロンよりもふんわりと美味しく焼き上がるのです。
そしてその後は、南部鉄器の卵焼き器で配合を模索していました。
テフロンで上記の配合でつくったらどうなるか、というのを今さら試す元気はありませんが、やっぱり味は影響を受けるのではと思ってます。
この理想の味付けに出会えただけで、卵焼きをつくるのがなんだか楽しくなりました。