メキシコ風 Caldo de pollo(鶏と野菜のスープ)のすすめ
Caldo de pollo(カルド デ ポジョ)は、メキシコのスープ料理のなかで私が最も好きなもののうちの1つです。
caldo はブイヨン、pollo は鶏肉なので、直訳するとチキンブイヨン。
もちろん鶏のだし汁として使えますが、野菜も煮込むしそのまま飲めるスープなので、私は鶏と野菜のスープと呼ぶほうがしっくりきます。
メキシコで食べたいつかの Caldo de pollo |
やさしい味で、あたたまります。
メキシコのお店で頼むとどこでも味のベースは一緒ですが、入っている野菜はお店によって違っています。お米が入っていることも。
胃に優しく体の調子が良くないときにも飲みたくなるので、日本でおかゆを食べるようなシチュエーションにもぴったりなスープだと思います。
自分で作るときは、こんな感じで簡単に作ります。
Caldo de pollo のレシピ
材料(2人分)
- 鶏胸肉 1/2枚
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 少し
- にんにく 1〜2かけ
- 水もしくは野菜ブイヨン 400〜500ml
- 塩 小さじ1/2〜
※ 野菜はお好みで追加してください。メキシコで多いのは、ズッキーニ、セロリ、じゃがいも、マッシュルームなど
以下はトッピングとして、食べる直前にお好みで加えてください。
- アボカド
- シラントロ(パクチー)
- リモン(メキシコのレモン。日本のライムのようなもの)
- 茹でたブロッコリー
- トマト など
作り方
- 鶏胸肉は、分厚い部分に包丁を入れて開いておく
- 玉ねぎは薄切り、にんじんは細切りにする
- 鶏胸肉、玉ねぎ、にんじん、つぶしたにんにく、お好みの野菜を鍋に入れ、水を加えて中火にかける
- 沸騰したらあくを取り、弱火で5分程度煮る
※沸騰状態でぐつぐつ煮ると鶏肉が固くなるので、沸騰したらすぐに弱火にする - 火を止め、蓋をして10〜15分程度置いておく
※長時間火にかけるより、余熱で放置する方が鶏肉がしっとりします - 鶏肉を取り出し、粗熱がとれたら手で細かく割いて鍋に戻す
- 塩を加えて味を調整したら、できあがり
蓋つきの厚めの鍋で作るのがおすすめです。
水から煮込むだけで作れますが、私は野菜で取ったブイヨンを冷凍ストックしているので、スープを作るときはだいたいそれを使います。
▼ 野菜だし(ブイヨン)の取り方
味付けは塩だけで美味しくできます。コンソメや鶏がらスープの素などを入れなくても大丈夫。やさしい美味しさにほっとします。
我が家のシンプルな Caldo de pollo。寒い日によく作ります |