中尾アルミのキング鉄フライパンを使用した感想【めちゃくちゃ使いやすい!】

中尾アルミのキング鉄フライパンを使用した感想【めちゃくちゃ使いやすい!】

先日、中尾アルミ製作所のキング鉄フライパン(22cm)を購入した際の検討話を書いたんですが(記事はこちら)、2週間ほど継続使用してみてさらに良さを実感しました。

めちゃくちゃ使いやすいです!

中尾アルミの鉄フライパンは、こんな方におすすめです。

  • オムライスなどの卵料理を鉄フライパンでおいしく作りたい方
  • 小型で万能な鉄フライパンを探している方

使い心地をレポートしたいと思います。

目次

中尾アルミの鉄フライパン(22cm)は使いやすいサイズ感

今回購入したのはこちらの中尾アルミ製作所のキング鉄フライパンです。

まず、この中尾アルミの22cm はサイズ感がすごく良いです。

オムライスに最適だと聞いて今回 22cm を選んだのですが、オムライスに最適なのに加え、万能な小型フライパンとして最適なサイズでした。

私はこれまで小型フライパンは 20cm をずっと使用していて、22cm の使い勝手はどうなのか不安な部分もありましたが、想定していた用途にぴったりでした。

中尾アルミ鉄フライパン

想定していた用途とは、オムライスの卵目玉焼きを焼くなど、主に1〜2人分の卵料理です。

加えて、ホットケーキにもフィットしますね。少し小さめの1枚を焼くのにちょうど良いです。冷やし中華の錦糸卵をつくるにも良い。

もちろん、ウインナーやちょっとした野菜を焼くなどにも良いです。

中尾アルミフライパン目玉焼き

あるサイトで、中尾アルミの 22cm は目玉焼き4個分という紹介記事があったのですが、4個はちょっとキビシイんじゃないかな... というのが個人的な感想です。

L玉2個で上の写真の感じなので、くっつきながら3個焼くっていうのが上限くらいじゃないかなぁ。

フライパンって、メーカーによって底面の広さや縁の立ち方が違ったりしてフライパンごとにサイズの感じ方が違いますよね。20cm でも、ものによって大きく感じたり小さく感じたりします。

中尾アルミの鉄フライパン 22cm は「思ったより大きくないかも」というのが届いたときの第一印象。

20cm よりもひとまわり大きいのを想定していましたが、確かに内縁は大きいものの底面が小さめなので、それほど大きくないなーと感じました。

中尾アルミとラバーゼの比較
左が中尾アルミ、右がラバーゼ

そして実際使ってみると、なんとも使いやすいサイズ感なんですよね。

底面は 20cm のラバーゼに比べると小さめなのですが、一般的な形のフライパンで縁の広がりがあるので、全然小さく感じないんです。

オムライスのご飯をのせるとこんな感じで、

フライパンでオムライス

巻くとこんな感じ。

オムライス出来上がり

20cm のお皿(上の写真)にちょうどよく乗る感じの大きさのオムライスができます。

ちょっとご飯をのせすぎて大きく仕上がりましたが、卵のサイズ感としては確かに良い、と感じました。ご飯の量を調整すれば、もう少し上手に巻けそう。

22cm のサイズ、オムライスや目玉焼き2〜3つ分にはぴったりです。

小型フライパンとして考えると、22cm はちょっとだけ大きめというか余裕がある感じなので、小さめの小型フライパンが良い場合は 20cm でも良いかもしれません。

小さめが良い場合は 20cm を、すでに 20cm を持っている場合やオムライスに最適なサイズが良い場合は 22cm を選ぶと良いんじゃないかなと思います。

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フライパンの縁の広がりは、やっぱり大事

ラバーゼの鉄フライパンは縁が直立なので、卵料理は取り出しにくさがありました。

今回普通の縁の形のフライパンを買ってみて、縁が広がっている普通のフライパンだと、卵がこんなに取り出しやすいのか! と改めて気づきました。

縁の広がりよ、ありがとう。

デリケートな卵も、ターナーや箸でうまく取り出せます。ストレスがまったくなく、快適です。

調理道具は、こうしたちょっとした快適さが大事なんだなと身に染みて感じました。

中尾アルミ鉄フライパン

一般的なフライパンがこういう形をしてるのって、ちゃんと理由があるんだなと思いました。

炒め物をするときには、縁が深いラバーゼは使いやすいので、何を作るかによって使い分けるのが良さそうです。

板厚 1.6mm の安定感が抜群

今回 1.6mm の鉄フライパンを使ってみてわかりましたが、この板厚は何をするにもちょうど良いです。

適度な厚みです。こびりつきの不安感も全くなく、実際にこびりつきもありません。

ホットケーキも、くっつかずに綺麗に焼けます。

中尾アルミフライパンホットケーキ
ちょっと焼き色つきすぎてますが... くっつかない参考としてご覧ください

しっかり予熱したあと、濡れぶきんの上に置いてジューッと一旦フライパンを冷まします。それから弱火にかけ、キッチンペーパーで油をうすーく塗り広げます。それで生地を焼くだけ。

最初の1枚目をひっくり返すときはこびりついていないかドキドキしましたが、全然大丈夫でした。

もちろんホットケーキだけじゃなくて、卵料理全般も安定して調理できます。

ラバーゼだと火加減が難しかったのですが、中尾アルミは予熱をしっかりしておけば調理中の火加減にそこまで気を使う必要がありません。

お肉を焼くのにも良いですね。適度に焦げ目がつくように、でも焼きすぎて焦げつかないように、うまくできます。

焼きそば用の豚バラ肉を焼いているところ。しっかり焦げ目がつくまで焼くと、焼きそばがすごくおいしくなります。

焼きそば用の豚バラ肉をこのフライパンで炒める

豚バラ肉を取り出したら、そのまま野菜を炒める。

そのまま野菜を炒める

その後、別のフライパンで炒めた麺に、お肉と野菜を加えます。こうすると本当においしいの。

オムそばにするための卵。22cm のフライパンに卵2個だと卵液たっぷりなので、中央部を箸でくるくるして厚みを出します。

オムそばにするための卵

時間がないときは巻かずに卵をのせるだけにしていますが、巻くのもできます。

時間がないときは巻かずに卵を乗せるだけにする

卵を取り出したあとのフライパン。全くこびりつきなしです。

卵はつるんと滑らせてそのままお皿にのせられます。

卵を取り出したあとのフライパン

今回 1.6mm の中尾アルミを使ってみてわかりましたが、1.2mm のラバーゼで卵料理を作るのはやっぱり難易度が高いです。

ラバーゼでもできないわけではないけど、火加減やフライパンの温度に神経を使う必要がありますね。ラバーゼは、オーブンで焼くハンバーグを作る用と、炒めもの用かなと思います。

オムレツの具やオムライスのチキンライスをつくるのはラバーゼのフライパンで、卵は中尾アルミで、という組み合わせが良い感じです。

ラバーゼと中尾アルミの組み合わせ
奥にあるラバーゼのほうでオムレツの具を炒めてから、中尾アルミで卵を焼いて巻きます
ひき肉のオムレツ
ひき肉のオムレツ

それから、1.6mm の 22cm は全然重くないです。ラバーゼよりは重いですが、小型フライパンとしての使いにくさは全くないです。

2.3mm だとまたちょっと重くなると思うので、このあたりも 1.6mm は適度な感じで良いですね。

卵料理を含めてどんなものでも安定して調理できる中尾アルミの鉄フライパンは、使いやすく「万能な鉄フライパン」といえると思います。

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中尾アルミ製作所のロゴもかわいい。買ってよかった

最後に、購入の決め手となったロゴもかわいくてやっぱり気に入っています。

このロゴをかわいいと思うかどうかは人によると思いますが、やっぱり自分の気に入ったものを使うというのは気持ちが良いです。

中尾アルミのロゴ

今回初めて板厚 1.6mm の鉄フライパン、初めて 22cm サイズを使ってみましたが、思っていた以上に、思っていたより何倍も有能で、2,000円ちょっとというお値段も合わせて満足度の高い買い物になりました。

中尾アルミ製作所の鉄フライパン

Amazon のレビューも数は少ないですが参考になると思います。

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