寝起きの肩こりが一晩で解消できた! バスタオル枕の作り方

寝起きの肩こりが一晩で解消できた! バスタオル枕の作り方

寝起きの肩こりってつらいですよね。

朝起きた瞬間から肩こり、首こり、全身のだるさ...。すでに一日働き尽くしたかのような疲労感で絶望的な気持ちになります。

私はここ何カ月か寝起きの肩こりに悩まされていたんですが、整形外科医の山田朱織先生という方が推奨されているバスタオル枕を作って使ってみたところ、なんと一晩で解消

自分でもびっくりするほど爽やかな朝を迎えられて、感動しました。

以前「ためしてガッテン」でも紹介されていた方法のようです。

寝返りが打ちやすいように考案されたこの枕。自宅にあるバスタオルやタオルケット、玄関マットなどで簡単に作れるので、寝起きの肩こりに悩んでいる方はぜひ一度試してみてください。

目次

山田朱織先生のバスタオル枕の特徴:寝返りが打ちやすい!

このバスタオル枕の大きな特徴は、寝返りが打ちやすいように設計されていること。

ためしてガッテンでも紹介されていた自作タオル枕

寝返りは、快適な睡眠には非常に重要です。寝返りがうまく打てないと血流が滞り、寝て休んでいるはずなのに肩こりや筋肉の疲労が生じる。

一方で、寝返りがうまく打てれば血流が良くなり、疲労を回復させることができます。

というわけで、このバスタオル枕を作るときのポイントは以下の通り。

  • フラットな形状にする
  • 固い素材を使う
  • 横幅を広くとる

いずれも、寝返りの打ちやすさという点で重要です。

ふかふかした柔らかい枕だと寝返りがうまく打てないみたいなんですよね。なので、固い素材を使ってフラットな形状の枕をつくり、左右にごろごろと頭を動かしやすい枕を作ります。

また、寝返りを打っても頭が枕から落ちないように横幅も広くとる枕にします。

タオルで作る枕は、調べてみるといろんな作り方がありますが(タオルを丸めたり、両サイドのみ高くしたりなど)、今回の枕以外では私は肩こり改善しませんでした。

この枕を考案された山田朱織先生という整形外科医の先生は、医院で枕外来を開いていたりオーダーメイド枕も扱っていたりとけっこう有名な方。たくさんの患者さんをみたうえで考案されたものだから、私も実際に効果を感じられたのかなと思います。

では作り方です。

バスタオル枕 用意するものと作り方

用意するものは2つです。

  • 玄関マット(固い座布団でもOK)
  • タオルケット(バスタオルでもOK)

フラット構造を作るために、玄関マットのような固い素材が良いとされています。

作り方はこんな感じ。

  1. 玄関マットを、蛇腹に3つ折りにする
  2. タオルケットを折り畳み、マットの上に重ねる
  3. 首にあたる側が直角になるように端をそろえる
  4. タオルケットをめくりながら、枕の高さを調整する

我が家には玄関マットも固い座布団もなく、タオルケットもなかったんですが、もう使っていない古いバスタオルがたくさんあったので全部バスタオルで作ってみました。

すべてバスタオルで作った枕

タオルを重ねたときの最初の(調整前の)高さとしては、人差し指の長さ分くらいを目安にすると良いようです。たぶん、結構な高さになります。私は6枚のバスタオルを使いました。

玄関マットのような固い素材を土台にするのがベストだと思いますが、個人的にはバスタオルでも十分な効果を感じられました。

今回私が作った枕の幅は60cmほど。バスタオルの幅をそのまま利用しています。

枕の幅は60cm

左右に寝返りを打っても余裕のある広さです。

頭の高さの調整方法

枕ができたら、ふだん寝ているベッド・布団の上で枕に頭を乗せて高さを調整していきます。

まず、枕の直角部分が肩にぴったり当たるように寝ます。首と枕の間にすきまがあるとよくないようです。

バスタオル枕は、頭とベッドと平行になるように高さを調整

腕を胸の前でクロスさせ、膝を立てて、横向きに。このとき、顔・体の中心とベッドが平行になっていればOKです。

平行になってなければ、タオルを1枚ずつ増やしたり減らしたりして調整します。

平行になるようにすると、仰向けになったときに首の角度が15度になるようで、それが正しい高さとのこと。

ただ仰向けで15度になっているかは正直よくわからないと思うので、基本は横向きで高さを調整し、仰向けになってみて首筋などに違和感がなければOKだと思います。

さらに、左右にごろごろと転がってみてスムーズに寝返りが打てるか確認し、大丈夫であれば完成です。

この枕で寝てみた結果:一晩で肩こり解消

この枕、最初に寝始めるときはすごく違和感がありました。違和感というか、率直にいうと心地悪い感じ。

それまではふかふかの柔らかい枕で寝ていたから、バスタオル枕は固すぎて頭も痛いような気がするし、高さも高く感じる。これで本当にうまく寝れるのか? と若干不安でした。

が、しかし。が、しかしですね。

これが一晩寝るだけで、本当に首こり・肩こりが消えたのです。

え、すごい違和感だったけど、もしかしてこれが本来の首の位置だったの? と思わされるような感覚。

朝起きて首を回すと上下左右にスムーズに動かせて、ボキボキとも言わない。この首回りの良さは整体に行った後のような可動域で、なんか寝ている間に補正された? と感じました。

肩こりもなく、体のスッキリ感が全然違う。寝起きの肩こりに悩んでいた身からすると「感動」という言葉しかない。

また、一晩といわず昼寝などで少しの時間この枕に頭を乗せて横になるだけで、首回りがリセットされる感覚もありました。

さらに満足度が高いのは、これが費用0円でできたこと。

オーダーメイド枕は安くても1万円以上するし、本当に自分に合うのか不安もあります。枕屋さんでいくら調整しても、枕屋さんのベッドと自分の家のベッドが違うと枕の感じ方や高さも変わってきそうで。

このバスタオル枕は、とりあえず家にある材料で気軽に試せるのが大きなメリット。寝起きの肩こり・首こりに悩んでいる方にはおすすめです。

追記(2021/10/19):さらに良い枕を見つけました ▼

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ここしばらく寝起きの首こり・肩こりには本当に悩まされてきましたが、「ニトリのそばがら枕」が首こり解消に効果抜群でした。

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