宇津木式スキンケア 7ヶ月後の効果と現在の実践方法
2021年3月に宇津木式スキンケアを始めて、7ヶ月経ちました。
▼始めたときのこと
マスク標準装備の今こそ宇津木式スキンケアの始めどき?
途中で挫折するかなと思っていましたが、現在まで続いているので自分でもちょっとびっくりです。今回は7ヶ月やってみて感じられた効果と現在の実践方法をまとめます。
▼1年後の振り返りを追記しました。
宇津木式スキンケアを続けて1年後の肌状態
目次
7ヶ月経った今感じている、宇津木式スキンケアの効果
宇津木式を始めた頃の悩み=どの化粧水も合わない、肌の赤み、炎症は解決しました。化粧水がなくても大丈夫な肌になりました。
現在の肌状態は、全体としては悪くないです。
すごく良いとも言えませんが、化粧水・乳液で普通にケアをしていたときと似たりよったりなので、わざわざ以前のケアに戻そうという気にならない。化粧水とか乳液つけなくて良いのはすごーく楽だし経済的だから。肌の状態がたいして変わらないなら、基礎化粧品を使う必要が少しもない。(しかも宇津木先生は、使わないほうがきれいになると言っている)
ケアの楽さと肌状態を考えると、まだしばらく続けていこうと思えます。
効果、変化について詳細を以下にまとめました。
始める前の肌の状態(2021年3月)
- これまで使っていた化粧水が合わなくなる、ピリピリしみる
- 敏感肌用の化粧水も合わない
- 乳液も変えたところ、肌が赤く炎症っぽくなった
- 赤みが一ヶ月程度継続している
- ニキビが定期的にできる
なんか合わない化粧下地を使ったことをきっかけに、肌がおかしくなっちゃったみたいなんですよね。その後は化粧下地をやめても、化粧水を敏感肌用に変えたりしても、肌の荒れが治まらない状態。
どんな化粧水を使ってももうダメなんじゃないかという気持ちになり、宇津木式スキンケアを始めました。
7ヶ月後の変化、肌の状態(2021年10月)
- 洗顔後、化粧水・乳液なしで大丈夫
- 肌は常に乾燥している感覚
- ワセリンを塗らないと乾燥しすぎてかゆくなるときがたまにある
- 乾燥がひどく皮がむけるときがたまにある
- クマが目立たなくなった気がする
- 顔全体のくすみが減った気がする
- 毛穴・角栓が少し目立たなくなってきた気がする
- 鼻、額の皮脂によるテカリが明らかに減った
- ニキビは変化なし
今に至るまでにもっとひどい肌状態のときもありましたが、現在はもう落ち着いていて、化粧水・乳液なしでも普通に過ごしていける状態です。
現在の肌は基本的にはカサカサしていて、化粧水を使っていた頃のしっとりした状態と比べると水分足りてなさそうだなぁっていう感じの乾燥した肌です。でも宇津木先生は、肌は乾燥気味でさらさらしているほうがよく、理想の肌は「しっとり」ではなく「さらさら」だと言っているので、たぶん理想には近づいているのだと思いたい。現状は「さらさら」というより「かさかさ」ではあるんだけど。
ときどき乾燥がひどくなって、かゆみが出たり皮がむけたりすることもあります。特に最近は急に冷えて暖房をつけることもあるので、皮がむける頻度がちょっと増している。ただ、そういうときはワセリンを塗って、1日寝ると、だいたい治ってます。
クマ、くすみに関しては、厳密な Before・After 写真を撮ってないので断言はできませんが、自己評価では良くなったと感じます。以前使っていたファンデーションを久しぶりに使おうと思ったとき、色味が顔色よりもだいぶ暗いなと感じたのでくすみがなくなっているのかなぁと。
クマは、なんとなく薄くなったような気もするしそうじゃないような気もする(クマはもう20歳くらいの頃からだから生まれつきだと思って諦めてる)。
毛穴・角栓に関してはたぶん今まだ変化の途中だと思うんですが、一時期すごくざらざらして目立っていた時期を経て、今はちょっとずつ目立たなくなってきているかも...? という状態。「良くなった」とは現時点では言えない。要観察。
鼻、額の皮脂のテカリは減りました。これは明らかに実感できた変化。肌が乾燥していたら皮脂がすごく出るような気がするけど、今現在は以前に比べるとほとんど出てなくて、でもまったく出てないわけでもなく、これが適度な量なのかな〜って感じているところです。
ニキビに関しては、あまり変化はありません。期間を通して見るともしかしたら頻度は減ったかもしれませんが、できるときはできる。
これまでの経過、つらかったこと
私の場合、宇津木式を一気に導入しました。クレンジング、洗顔フォームでの洗顔、化粧水、乳液を一斉にやめて、ぬるま水と純せっけんでの洗顔に切り替えました。
一番つらかったのは3週間目〜2ヶ月目くらいの頃だったと思います。やめた直後〜2週間目くらいまでは意外に大丈夫だった。
つらい期間は乾燥で肌はガサガサだし皮は毎日むけた状態だし、洗顔後はワセリンを塗っていても突っ張っている感じがする。これまで洗顔フォームで落としていたような角栓もぜんぜん落ちないから、肌の質感が悪くてしかたない。自分でも触りたくないくらい、ざらざらした肌。これまでと比べたら完全に異常事態です。
ひどい状態ではあったものの、ひどくなると覚悟して始めていたので精神的にはそこまで落ちませんでした。それに化粧水が合わなくてどうしようもなくて始めた宇津木式だったから、我慢するしかなかった。
化粧水でのケアに現状トラブルとかがなくて「なんとなく良さそうだから」でこのスキンケアを始めた場合は、たぶんすぐに参ってしまうだろうなと思います。肌が改善する前に精神的にやられる。ふつうに基礎化粧品を使ってきた人であれば、こんな肌で過ごすのは無理だと絶対に感じる状態になると思います。ふつうの基礎化粧品のケアで今トラブルが起きていない人は、個人的には宇津木式をわざわざやる必要はないと思う。過酷すぎるから。
ようやく乾燥の突っ張り感がなくなってきて改善傾向が見られ始めたのは、3ヶ月目に入ったくらいかなぁと思います。乾燥も落ち着いてきて、4ヶ月目に入った頃にはだいぶ宇津木式は馴染んでいました。
ただ、今もまだ常に乾燥を感じてる状態だからもう少し肌全体がふっくらしてほしいなぁという気持ちはあるし(本には、乾燥は徐々に解消する、いつかかならずふっくらとしたきれいな肌に変わると書いてある)、毛穴・角栓に関してはまだ変化の途中という感じだし、これから冬に入っていくので、引き続き様子を見ていきます。
宇津木式スキンケア 実践方法と気づき
現在実践している内容は以下のとおりです。宇津木先生の本にできる限り忠実に実践しています。
追記:使用中の化粧品類は以下の記事でまとめて紹介しています。
朝
- 水で洗顔
- 乾燥がすごく気になるときのみ、洗顔後にワセリンを少量塗布
- 本に書かれている通り、米粒の半分位の量を両手のひらで伸ばし、ハンドプレスするように塗布
- 日中も、乾燥が気になったら都度ワセリンを塗布
ワセリンは、純度が高い サンホワイト を使用 |
夜
- 日焼け止めを塗った日、化粧をした日は、純せっけんで洗顔する
- 泡立ちの良い バルクオム 泡立てネット を使用して泡立てる
- それ以外の日は、ぬるま水のみで洗顔
- 化粧をした日、ポイントメイクはワセリンをなじませて落としたあとにティッシュで押さえて油分を取ってから、純せっけんで洗顔する
- 乾燥がどうしても気になるときのみ、洗顔後にワセリンを塗布
化粧に関して
- 化粧をしなくても良い日はしない
- 化粧をする場合、下地として紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを使用
- オルビスの サンスクリーン(R)フリーエンス 50mL SPF30 /PA+++ が良い
- 日焼け止めを塗ったあと、フィニッシュパウダーを使用
- ファンデーションは使わない
- ポイントメイクはこれまで通り
- 真夏以外、15分以内の外出なら日焼け止めは塗らない
- 近所のスーパーへの買い物、ゴミ出し、洗濯物干しなどのときは、日焼け止めは塗らず化粧もしない
- マスクをして帽子をかぶっていれば他人の視線も気にならない(慣れたら気にならなくなった)
- 日差しが強いときは日傘も使う
- 真夏は、日差しが怖かったから塗った
オルビスの2種類の日焼け止め。おすすめは左のフリーエンス。 右のオンフェイスモイスト(クリームタイプ)はテクスチャーが重く、肌のかさつきに白い液体がまとわりつくような感じになって荒れ肌がより目立つのでつらくて使えなかった |
気づき
- 基本的には、宇津木先生の本に忠実に実践したほうが良い気がする
- ぬるま水の温度は35度以下を守る
- ワセリンの塗布量は米粒半分程度を守る など
- ぬるま水を温かいお湯にしてしまうと、洗顔後の乾燥が激しくなる
- 入浴時、シャワーのお湯が顔にかからないように注意する
- 夜、洗顔後に乾燥する感じがあっても、寝て朝になると肌の乾燥はおさまっていることがほとんど(寝てる間に皮脂が出るから?)。だから夜の洗顔後のワセリンは、本当に乾燥がひどいときのみで良い
- ポイントメイク純せっけんで洗顔するとラメやパールが顔全体に広がってたりするので、ワセリン等でしっかり落としたほうが良い気がする
- 化粧をした日、日中は乾燥を感じることが多いし化粧が崩れている気もしているが、マスクをしてるので気にならないし安心していられる。マスクに感謝