Audibleでのスペイン語リスニングが楽しい!おすすめの聴き方と本
Audible(オーディブル)って使ったことありますか?
プロのナレーターが朗読した本の音声を聴けるサービスで、Amazon が運営しています。
私は最近あるスペイン語の本を読んでいるのですが、「この本の音声ってないのかな?」とふと思って探してみたところ、Audible にあったんです。
1ヶ月無料体験ありとのことで早速会員登録して、いろいろな本の音声を聴き始めたんですが、スペイン語のリスニングにすごくいいし、面白い!
おすすめです。
Audible でのスペイン語リスニングは、こんな方に合うと思います。
- もともと読書が好き
- スペイン語を文頭から理解する力をつけたい
- スペイン語教材の音声はつまらない、飽きた
- 映画やドラマのスペイン語は難しくて聞き取れない
- 通勤中や家事中など、聞き流せる音声を探している
というわけで今回は、スペイン語のリスニングに Audible が良い理由と、私のおすすめの聴き方を紹介します。
1ヶ月の無料体験があるので、まだ試したことのない方はぜひ試してみてください。1ヶ月、聴きまくるだけでもおすすめです。
目次
Audible(オーディブル)とは?
Audible は、プロのナレーターが朗読した本の音声(オーディオブック)を聴ける Amazon のサービスです。
オーディオブックは耳で聴けるので、通勤中、運転中、ランニング中、料理中など、何かをしながら同時に本を楽しめるのが最大のメリット。
本の種類はビジネス書、小説、語学書などさまざまで、本の言語も日本語、英語、スペイン語、フランス語など多々あります。
作品数は全言語で40万冊以上。
月額会員になると、12万冊以上が聴き放題になります。
聴き放題対象外の本は単品購入が必要で、非会員でも購入できますが会員だと 30%OFF 。購入した本は退会後も聴けます。
月額は1,500円。
最初の1ヶ月は無料体験ができます。
オーディオブックのサービスは Audible 以外にもありますが、ざっと見たところスペイン語の本をまともに取り扱っているのは Audible だけでした。
Audible がスペイン語のリスニングに良い理由
リスニングに使えるスペイン語音声は、YouTube や Podcast など無料で手に入るものもたくさんあります。
でも今回 Audible でスペイン語を聴いてみて、オーディオブックのスペイン語音声はいいわ〜! と思いました。
その理由は2つです。
- クセのない自然なスペイン語で、聞き取りやすい
- 元が活字なので文章の質が高く、理解しやすい
だから、文頭から意味を理解するリスニング練習に最適なんですよね。
もう少し詳しく説明します。
クセのない自然なスペイン語で、聞き取りやすい
オーディオブックは、プロのナレーター・声優が朗読しています。
だからスペイン語にクセがなく、非常にニュートラルで聞き取りやすいんですよね。
スペイン語教材として作られたような変にゆっくりしたスピードでもないし、YouTuber やテレビのアナウンサーが話すような高速でもありません。
本当に自然で、美しいスペイン語を聴くことができます。
こういうスペイン語は YouTube や Podcast では聞けない。
聞き取りやすい音声を聞くというのは、初級者〜中級者ではやっぱり重要です。ニュートラルなスペイン語でリスニングのコツをつかみ、自分は聞き取れるっていう自信をつけていくことが最初は大事だと思うんですよね。
そのステップがあったうえで、いろんな国の、個人ごとにクセのあるスペイン語を徐々に聞き取れるようになっていくんだと思います。
元が活字なので文章の質が高く、理解しやすい
オーディオブックは活字として印刷された本が元になっているので、文章としての質が高く、聴いて理解がしやすいです。
話し言葉とは違って一文一文がきちんと完結していますし、文法も基本的には教科書通りです。だから、学習者が理解しやすいのです。
(もちろん本によって文章の難易度は変わりますが)
学習初期の段階でスペイン語のドラマとか映画とかを理解しようとすると撃沈になりますが、オーディオブックで小説を聴くのはそれよりずっとハードルが低く、また、楽しいです。
文頭から意味を理解するリスニング練習に最適
聞き取りやすく、文章がきちんと完結しているスペイン語は、文頭から意味を理解するリスニング練習に最適です。
話し言葉のように崩れていないので、教材っぽくないのに、教材のように良いスペイン語。
リスニングの練習にちょうど良い音声って実はなかなかないんですよね。
参考書の付属CDは教材っぽすぎたり簡単すぎたりつまらなかったり、
YouTube など一般人の話し言葉は文章構造が崩れていたりクセが強かったりで難しいことが多い。
その点、オーディオブックは難易度も面白さも学習者にはちょうど良いです。
- 聞き取りやすく理解しやすい
- 基本的には文法通りの文章
- 聴いていて面白い
- だからリスニング練習に最適
オーディオブックは上記の特徴を持つ、すごく貴重な音声教材です。
スペイン語学習でのおすすめの聴き方と本
ここからは、私がやっているおすすめの聴き方を紹介したいと思います。
それは「日本語で読んだことのある本を、スペイン語で聴く」という方法です。
日本語で読んだことのある本を、スペイン語で聴く
Audible は、日本語で読んだことのある本、内容を知っている本をスペイン語で聴くのがおすすめです。
これが初級者・中級者にとって一番楽しめる、かつ勉強になる方法だと思います。
オーディオブックは1冊聴くのに数時間以上かかるものも多く、最初から最後まで全文を同じ集中力で聴き続けるのはまず無理です。何かをしながら聴くという「ながら読書」をしていれば、なおさらです。
また、原書を買わない限りスクリプトはありません。
なので、全文を完全に理解しようとするのではなく、あらすじを知った上で、部分部分を集中的に聴くという取り組み方のほうが生産的です。
まったく知らない本に取り組むと、読書で得られるリスニング力や楽しみより、ストレスやつらさのほうが上回ってしまうんですよね。
あらすじを知っている本であれば、理解できない部分や聞き逃した部分があっても大きな問題にはなりません。自分の聴ける部分に集中して、リスニングに取り組むことができます。
日本語の言い回しを覚えているほど知っている本であれば、スペイン語だとこういう言い回しになるのか〜という気づきも数時間のうち何箇所かは出てきます。
このやり方での読書は、一度読んだ本をスペイン語を聴きながら再読するような感覚で、すごく面白いですよ!
日本語で再読するより断然おすすめです。
スマートフォンアプリで聴く
Audible を聴くにはスマートフォンアプリを使うのが便利です。(PC でも聴くことはできます)
速度調節もできるので、音声が速すぎる場合はスピードを落として聴いても良いと思います。
スリープタイマーもついているので、寝る前に10分だけ聴くなども良いですよ〜。
注意点:アプリから Audible に登録しようとすると、1ヶ月の無料体験ができないようでした。無料体験の申し込みはブラウザから行い、その後アプリにログインしてみてください。
※リンクからアプリに飛んでしまう場合は、リンクを長押しするとブラウザで開けます
スペイン語学習におすすめの本
スペイン語学習におすすめの本をいくつか紹介します。
オリエント急行の殺人(アガサ・クリスティ)
まずは、アガサ・クリスティシリーズ! どれも聴き放題対象です。
アガサ・クリスティの作品は文章が簡潔で理解しやすいです。「背が高い」「肌が褐色」などの人物描写も多く、初級者でも「わかる!」となる部分が多いと思います。
日本語で読んでいなくてもあらすじは調べればすぐ出てくるので、ぜひ一度聴いてみてください。
アクロイド殺し(アガサ・クリスティ)
五匹の子豚(アガサ・クリスティ)
五匹の子豚は、このブログでもあらすじを紹介しているのでよければ参考にしてください。
予告殺人(アガサ・クリスティ)
踊る人形
コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズの1つ。聴き放題です。
シャーロック・ホームズシリーズは短編が多いので、気軽に聴けると思います。
ハリー・ポッター
日本語で読んでいれば、ハリー・ポッターも良いかもしれません。ただ聴き放題の対象ではないので、単品購入が必要です。
私はサンプルを聴いただけですが、ちょっと難しいかもです。
不思議の国のアリス
聴き放題の対象です。あらすじを知っている人も多いかなと思います。
イラストでときめく片づけの魔法
全世界で大人気の近藤麻理恵さんの本です。
スペイン語にも翻訳されていて、ネイティブの友人はかなり大きな感銘を受けていました。
単品購入が必要です。
言語を選んで検索できます
Audible の本は、言語や本のカテゴリー、再生時間を選んで検索することができます。
まずは、短い再生時間のものから選ぶのも良いかもしれません。
まとめ:日本語でも楽しめる!
今回スペイン語のリスニングということで Audible を紹介しましたが、もちろん日本語の本もたくさんあって聴き放題できます。
寝る前など本を文字で読むのは面倒に感じるときも、耳で聞くと楽だし心地良く読書を楽しむことができますよ。
Audible の1ヶ月無料体験は、損しないのでぜひ試してみてください。
入会後すぐに退会手続きをすれば、自動更新なしで1ヶ月間無料体験を楽しむことができます。
退会方法はこちら。
退会方法 – Audibleヘルプセンター