有元葉子さんのおいしいレシピ おすすめ7選
2年ほど前に有元葉子さんを知り、有元葉子さんのレシピをいろいろ試しました。
今回は有元葉子さんのレシピの中で、私のお気に入りレシピを7つ紹介したいと思います。
どのレシピも難しくなく、誰でもおいしく作れるものです。
目次
鶏のバリバリ
鶏のバリバリ | ちゃんと食べてる?|有元葉子ライフスタイルマガジン
これは正直、めちゃくちゃおいしいです。
鶏肉に下味をつけて揚げ焼きにするのですが、下味がたぶんおいしいんだと思う。
鶏肉の揚げ物っていうと鶏のから揚げが一番に思いつきますが、いつもそれじゃあ飽きるし、「最近も唐揚げやったしな~」というときに選ぶ品。
下味でほぼ味が決まってるので味に関しては絶対に失敗しないです。たれもおいしい。
鶏肉1枚で2人分として、1枚を半分に切ってから揚げることが多いです。
私はいつも鉄のフライパンで揚げています。油の温度が下がらなくて良いですよ。
このレシピは鶏肉を開いて使うので、平べったいフライパンに油を薄めに注ぐだけでよく、普通の揚げ物ほど油を必要としないのもやりやすいポイントです。
使っているのはこちらの鉄フライパンです。
オーブンで焼くハンバーグ
ハンバーグは普通にフライパンで焼くだけだと焼き加減が難しいですよね。焼きすぎてパサパサになったり、焼けてるか確認するために何度も串で刺して肉汁を流出させたり...。
オーブンを使う有元さん流のハンバーグであれば、難しいことなく上手に作れます。
ハンバーグは、有元さんレシピのおかげで私が最もおいしく作れるようになった料理かもしれません。
レシピのプロセスは上記のサイトにありますが、作り方の詳細な解説やコツ、おいしく作るための肉の選び方などは、『ふだんの洋食』に載っています。
この有元さん流ハンバーグを作る際は、オーブンと、オーブンに入れられるフライパンが必要です。
私は、アイリスオーヤマの小さなコンベクションオーブンと、ラバーゼの20cmの鉄フライパンを使っています。
ラバーゼの鉄フライパンは、オーブンにも入れられるように柄が短くて金属製になっているのが特徴。
オーブンに入るフライパンであればラバーゼじゃなくても構わないと思います。
このハンバーグのためにオーブンに入る鉄フライパンを買っても後悔しないくらい良いレシピだと私は思う。
ラバーゼの鉄フライパンの使い方、レビューはこちらの記事にまとめています。
豚の生姜焼き
豚肉の生姜焼き | ちゃんと食べてる?|有元葉子ライフスタイルマガジン
豚の生姜焼きはもともと好きでしたが、このレシピを知ってさらに好きになりました。
もう何度も作っています。
以前作っていた生姜焼きレシピでは玉ねぎも合わせて炒めていたのですが、今は玉ねぎは入れずにしっかり焼いたお肉だけを食べるのが好き。
レシピは上記のサイトに記載がありますが、『レシピを見ないで作れるようになりましょう』の本に、作り方の流れについて丁寧な説明が載っています。
『レシピを見ないで作れるようになりましょう』シリーズの本の内容は、こちらの記事でも紹介しています。
なすと牛肉のオイスター炒め
なすと牛肉のオイスター炒め レシピ 有元 葉子さん|【みんなのきょうの料理】
これもおいしいんですよ~。
なすの炒めものレシピの中で一番好き。味が濃い目で白いご飯がよく進みます。
これもやっぱり下味が良いんだと思います。
なすだと豚肉と合わせることも多いと思いますが、豚となすって結構味が固定化しちゃうというか、味噌味が多いと思うのでありきたりになりがちというか。なので、なすとお肉でちょっと味変えたいな~というときにはおすすめ。
牛肉を使うので豚肉を使うよりコストかかりますが、このレシピは豚肉代用じゃなく牛肉で作るのがやっぱりおいしい。
なすを素揚げするのがちょっと面倒かもしれませんが、素揚げしたほうが絶対良いです。なすがトロトロになります。
素揚げは中華鍋か、小さめのフライパンを使えば油はそんなに必要ないし、なすをトロトロになるまで焼いたり蒸したりするより時短だと思います。
私はいつも中華鍋で作っていますが、最初に油を入れてなすを素揚げして、その後そのままお肉を投入しています。
なすは油を吸うので、なすを揚げたらちょうど油がなくなるくらいの量で揚げています。油が足りなくなったら少しずつ補充していく形にすれば油もほとんど残らないし、残ったらキッチンペーパーでちょこっとふき取るだけでお肉炒めに入れます。
素揚げ後は中華鍋もかなり熱されていて油もなじんでいるので、お肉を炒めるときもくっつきません。
キャベツと薄切り豚のオイル蒸し
キャベツと薄切り豚のオイル蒸し レシピ 有元 葉子さん|【みんなのきょうの料理】
すっごく簡単なのにすっごくおいしい。
キャベツと豚薄切り肉を蒸して、たれをかけるだけ。たれは、しょうがのすりおろし、酢、醤油、豆板醤、ごま油を混ぜ混ぜして作るだけ。
時間がないときにこのレシピで何度助けられたか。
時間がなくて微妙な料理じゃなくて、時間がなくてもおいしい料理ができる。
キャベツと豚肉を蒸すときに使うのは塩とごま油だけなんですが、なぜ、これだけでこんなおいしいのか謎です。しょうが・酢ベースのたれとの相性が良いのかなぁ。
豚薄切り肉は、いつもしゃぶしゃぶ用の豚肩ロース肉を使っています。お肉を多めに入れたいときは、キャベツの上にすべてを重ねるとお肉同士がかたまってくっついてしまうことがあるので、キャベツと豚肉を少しずつ交互に乗せていく感じにしています。
さっぱりとしていて夏におすすめの一品です。
卵とねぎの炒め物
卵とねぎの炒め物 レシピ 有元 葉子さん|みんなのきょうの料理
用意するものは卵とねぎと醤油だけ。超簡単なのにしっかりおかずになって、すごくおいしいです。
『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』にもう少し詳しい解説が載っています。
本には「卵と長ねぎは、たいてい台所にありますね」と書かれていて、えっそうなの? うちには長ねぎはたまにしかないけど...と思った私はこのときから長ねぎを常に買っておくようになったんですが、それで長ねぎのおいしさと使い勝手の良さを知ることになりました。
朝食のおかずや夕食の副菜という位置づけですが、主菜にしたいときはこれに豚バラを合わせてもおいしい。
その場合は卵を取り出したあと、ねぎを少し焼いてからそのまま豚肉を投入。ねぎと豚肉が良い感じにこんがり焼けたら醤油をかけて、最後に卵を戻しています。
調味料が醤油だけなのにこれだけおいしいという奇跡を感じられる一品。
かぼちゃの煮物
かぼちゃのほっくり煮もの | 有元葉子さんのレシピ【オレンジページnet】
かぼちゃの煮物は醤油・みりん・酒・砂糖で煮るレシピが多いですが、有元さんのかぼちゃの煮物は砂糖と塩だけなんです。そして蒸し煮。
こちらも『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』に解説あり。
「この方法で煮るのが、かぼちゃはいちばんおいしいと思います」と書かれていますが、私もそう思う!
かぼちゃに砂糖と塩をまぶすと水分が出る。この水分と加えた水で蒸し煮にする |
かぼちゃの煮物は昔から好きで、醤油やみりんなどの一般的なレシピでよく作っていたのですが、この有元流かぼちゃの煮物を知ってからは常にこれ。醤油とか使わなくてもこんなにおいしいのか、とびっくりする。
本には「ふたの密閉度が高い厚手の鍋(無水鍋があればベスト)」と書かれています。私はルクルーゼを使っています。