トップガン マーヴェリックを字幕と吹替で見た感想。どっちが良かった?
映画「トップガン マーヴェリック」、公開が始まった頃に字幕版で一度観たんですが、ちょっと前に吹替版でも観てきました。
一度観たあと「すごく良かったからもう一回観たい」「今度は 4D で観たい」という気持ちがずっとありまして。
4D 効果の映画は 4DX と MX4D の2種類があるんですが、自宅の近くにあったのは MX4D だけ。しかも吹替版だけ。
というわけで MX4D で吹替版を観てきましたが、めっちゃ良かったですという感想記事です。
目次
吹替版は、映像を余すところなく堪能できる
映画は基本的に字幕で観る派でした。
吹替だと俳優のイメージとは違うヘンな声が聞こえてくるっていう、いつ植え付けられたかわからない思い込みがあった。
でもそれ、やっぱり思い込みでした。とりあえずトップガン マーヴェリックの吹替版に関しては、MX4D の効果含めてすごく良かったです。
何が良かったって映像に集中できる。ものすごく。
そしてその映像が、私が言うまでもなく素晴らしい。
一度字幕で観ているはずなのに、「えっこんなすごかったっけ」「えっこんな映像あったっけ」となる場面が多々あって、字幕でこんな見逃してたの...? ってなりました。。
私の記憶力や視認力が悪い可能性もあるけど、字幕版では字幕を読むことに意識がいってしまって映像を観るのがおろそかになっていたのは確かだと思う。
声優陣が素晴らしいのが前提ですが、こんなに映像に集中できるなら吹替版のメリットは非常に大きいと思いました。特にこの映画のように迫力で魅せる系の映画ならなおさら。
夫は、吹替版のほうがヘルメットに書かれた名前がよく読めたと言っていました。セリフの聞き取りは耳が担当するので、目は映像の中の純粋な文字にまでちゃんと意識を向けられるんですね。
字幕版では字幕を読むのでいっぱいいっぱいなので、映像の中の文字には目がいきにくいんだなと気づきました。
字幕と吹替の訳の違いも楽しめた
字幕と吹替では翻訳者が異なります。
字幕はおなじみの戸田奈津子さん。吹替は李静華さんという方でした。
当然セリフも異なるんですが、その違いが個人的にはなかなか興味深かったです。
どっちの訳が良いとは一概には言えないですね。字幕のほうが良かった部分もあるし、吹替のほうがしっくりきた部分もある。
全体的には、吹替の方が直訳に近く、字幕の方が意訳っぽいのかなぁとは感じました。
記憶に残った訳の違いをいくつかピックアップすると、
- (字幕)負けた (吹替)すごい (英語)Damn
- (字幕)棺桶ポイント (吹替)死の淵 (英語)Coffin corner
- (字幕)父の代わりです (吹替)父ならそうしていました
(英語)It's what my dad would have done.
※英語は聞き取れなかったので後で調べました
※日本語訳は私の記憶なので、もしかしたら間違ってる可能性があります
他にもあった気がするんだけど、アイスマンとマーヴェリックの再会シーンの会話とかで… 忘れてしまった。観た直後に書かないとだめですねやっぱり。
それぞれ訳の規定(文字数とか?)も異なるのかなーなどと想像しながら鑑賞してました。
トップガン マーヴェリック、MX4D も良かったよ
今回初めて MX4D を体験したんですが、思っていた以上に良かったです。
座席が動いたり風が吹いたり匂いが出てきたりしますが、飛行機シーンとはやっぱり相性が良い。
座席は結構グワ〜ンと動くので最初はちょっとびっくりしたんですが、徐々に慣れていって後半は動きがあるのが当然と感じるほどに。
たぶん次回 4D なしで観たら物足りなくなりますね。笑
あと、MX4D が吹替のみになっている理由がわかりました。座席が揺れるから字幕が読みにくいってことですよねたぶん。
読めなくはないけど、読んでると 4D 効果のほうに集中できなさそうだし、字幕理解と効果体験のどちらも中途半端になっちゃうってことかなと思いました。
もし普段から吹替で観る方であれば、絶対 4D で観た方が良いと思います。
トップガン マーヴェリックの字幕と吹替 どっちが良かった?
両方良かった!!笑
ただ、吹替版が期待以上に良かったと感じたのは間違いなく MX4D のおかげもあるから、4D 効果なしで純粋に比較したらやっぱり字幕版かなぁ。
俳優本人の声を聞くほうがやっぱり本来の作品として味わえて良いと思うから。
でも、今後もし同じような映画を観るときに「字幕」と「4D 効果ありの吹替」の選択肢があったら、「4D 効果ありの吹替」を選ぶかもしれない。そのくらい 4D 効果は絶大でしたね。
2回目に行ったときにもらったカード |
ちなみに、最初に字幕版で観たときには泣きました。
マーヴェリックがルースターを助けて墜落したあと、ルースターが帰還を命じられていたにも関わらず助けに行った瞬間。かっこよすぎでしょ...
吹替版では泣かなかったけど、それはストーリーがわかってたからだと思うから、吹替版が感動面で劣るっていうことはなかったと思う。
吹替では字幕では追い切れてなかった映像も映画館で楽しめたし、両方観たことで訳の違いも楽しめたから、2回分の映画料金支払った甲斐は十分ありました。