中華鍋で目玉焼きを焼く。縁カリカリの厚みある目玉焼きの焼き方
朝食の目玉焼きは鉄フライパンで焼くことが多いんですが、ガパオライスなどに添える目玉焼きは中華鍋で焼きます。
タイ料理屋さんで出てくるような、縁がこんがり焼けていて、黄身は半熟でとろっとしていて、白身には厚みのある、丸っこくてかわいくてボリューミーな目玉焼きができます。
ガパオライスに限らず、中華鍋で作る料理に目玉焼きを添える場合は、わざわざフライパンを出さずとも中華鍋で目玉焼きを焼いてしまうのがおすすめです。
中華鍋で、揚げ焼きのように目玉焼きを焼く焼き方を簡単に紹介します。
目次
中華鍋を強火で予熱し、油を多めに投入
30cm の中華鍋を使います。まずは強火で予熱。
予熱は煙が出る程度、またはコンロの安全センサーで火が弱まる程度まで熱します。
予熱ができたら一度弱火にして、油を多めに入れます。
ちょっと見えにくいんですが油が中華鍋の底に丸くたまっているのが見えるでしょうか。
この油で、揚げ焼きにするようなイメージで目玉焼きを焼いていきます。
本当のタイ料理だともっと大量の油の中に卵を投入しているのを見たことがありますが、そこまで油を使うのは抵抗があるのであくまでも揚げ焼きのイメージです。
卵を割り入れ、中火→弱火でゆっくり焼く
弱火で油を少し熱したら、卵を1個割り入れます。
油を熱しすぎると煙が出てくるので、煙が出る直前か直後くらいに卵を入れるイメージです。
卵を入れたあと、鍋の温度が下がるのでいったん中火にして焼きます。
しばらくすると縁がきつね色になってくるので、その頃に私は弱火にします。
中火のままだと火が強すぎて、白身と黄身が固まらないまま縁と裏面だけが焦げすぎてしまうので。
縁が少しきつね色になってきたら弱火に |
弱火で少し待つと黄身も良い感じに半熟になってきて、縁はさらにカリカリになってきます。
縁の周囲には油が少しだけたまっていて、縁と裏面だけ油で揚げられているような感じです。縁の周囲に油がない状態のときは、油を鍋肌から少し追加します。
このくらいでできあがり。
焼き時間は1つ5~7分くらいです。
少し時間がかかりますが、最初は中火で、その後弱火でゆっくり焼くと良い感じに焼きあがります。
中華鍋で焼く縁カリカリの目玉焼き
中華鍋の丸い底で焼くと、丸っこくて厚みのある、かわいい目玉焼きができます。
縁がカリカリになり、少し内側に丸まるような感じのできあがりです。
鉄フライパンでも縁はカリカリにできますが、鉄フライパンで焼くともっと平べったい、厚みのない目玉焼きになります。
ガパオライスを作るときは、先に中華鍋で目玉焼きを焼いてからガパオライスの具を作ります。
目玉焼きを焼くだけなら鍋もよごれないので、キッチンペーパーでさっと拭いてガパオライスに入れます。
ガパオライス作ったあとに目玉焼きを焼こうと思うと、一度鍋を洗わないといけないので面倒です。
ガパオライスの具ができたら盛りつけ。
縁がカリカリの目玉焼きは見た目もおいしそう。黄身はとろっとします。
裏面もしっかり焼き目がついていて、香ばしいできあがり。
う~ん、とってもおいしいです。
ガパオライスや焼きそばなど、おかずに添える目玉焼きは中華鍋でぜひどうぞ。
私は、山田工業所の中華鍋を使っています。