鉄フライパンにおすすめの柄付きたわし
鉄フライパンを洗うときはたわしを使います。
たわしってすごいんですよね。
私は鉄フライパンを買うまでたわしって使ったことなかったんですが(実家にもたわしはなかった)、たわしで洗うと洗剤を使わなくても油汚れがなぜか落ちる。
油が落ちにくいときは、お湯を流しながらたわしで洗えば落ちます。
で、鉄フライパンを購入して以来、いろんなたわしを買って使ってみたんですが、今のところ一番使いやすいなと思っているのは、
柄付きのたわし です。
なぜ柄付きが良いかというと、手が痛くないのと、洗いやすいから。
柄付きたわしの良さと、これまでに使った柄付きのたわしをいくつかご紹介します。
鉄フライパンには柄付きたわしがおすすめな理由
鉄フライパンを洗うたわしは柄付きがおすすめです。
私も最初は普通の亀の子型のたわしを使っていたんですが、いろいろ試した結果、柄付きのたわしが一番でした。
その理由を簡単に紹介します。
柄付きじゃないと、手が痛い
柄がないと、たわし本体を手でつかんで洗わないといけないんですが、ゴワゴワしてるし強く握ると手が痛いです。
しかも、持つときに気を付けないと指と爪の間にたわしの毛が入り込んで血が出るっていうことも起きる。これが地味にすごく痛い。
なんで柄のないたわしがたわしの一般的な形として流通しているのか謎です。
一般的な亀の子たわし。いろんなサイズ・形がある |
柄がついていたほうが手が痛くないし、柄を持って洗えるほうが普通に洗いやすいです。
熱湯を使って洗える
鉄フライパンを洗うときはお湯を使うことも多いですよね。油汚れはお湯のほうが落ちやすいので。
このとき、柄付きたわしじゃないと手で触っても大丈夫な温度のお湯しか使えません。
柄つきのたわしなら、油汚れが落ちやすい熱湯を使って洗えますし、油混じりのお湯にも触らずにすみます。
調理後少し時間が経ってから鉄フライパンを洗うときは油汚れが固まってたりするので、こういうときは水道(給湯器)から出てくる40度前後のお湯ではなく、電気ケトル等で沸かした熱湯を使うと洗うのが楽です。
熱湯をかけると油汚れがスーッと浮くし、ちょっとした焦げつきも浮いてくるので、あとは柄付きたわしでさーっと洗えば良いだけになります。
毎回熱湯を沸かすのは手間なので、フライパンがあまり汚れてないときは水、水だと落ちにくいときは給湯器のお湯(40度前後)、それでも落ちにくい場合は熱湯、という感じで、汚れの状態によって洗うときの水の温度を変えると洗い物も効率的にできます。
鉄フライパンにおすすめの柄付きたわし
私が今、鉄フライパンを洗うのに使っているたわしはこれです。
丸い形と、固すぎず柔らかすぎずの適度な弾力が鉄フライパン洗いに絶妙にフィットしていて、非常に洗いやすい。おすすめです。
柄が木製で、見た目はかわいいですが柄の根元が黒ずみやすいのがちょっとデメリット。
紐がついているので、使い終わったらすぐに吊るしておくと良いと思います。
柄が木製で同じような形で、たわし部分の色がこげ茶色の商品もありました。
もう1つ、柄がプラスチックのたわしとして、亀の子束子の老舗から出ている「亀の子ジャンプ」というたわしがあります。
上の写真は W45×L190×D22mm のサイズです。
こちらはいわゆる「良いたわし」で、毛の密度が高くて頑丈。固めのたわしで、ガシガシ洗えます。
柄がプラスチックなので黒ずみとかも出ません。白色を選ぶとちょっとおしゃれっぽいと思います。
個人的には、最初の円形のたわしのほうが形・弾力的に洗いやすいと感じますが、品質・頑丈さを重視したい場合は亀の子ジャンプが良いかもしれません。
たわしは、買ってみて鉄フライパンを洗うのには合わなくても、掃除や別のものを洗ったりするのに使えるので、気になったら買ってみて使いやすいか試してみる、というスタンスが良いのかなと思っています。数百円くらいなので。
レデッカーの柄付きブラシってどう?
レデッカーって知ってますか?
ドイツの有名なブラシメーカーで、いろんな用途のブラシ・たわしを作っています。どの製品も見た目が素敵でおしゃれなのが魅力。
私は、レデッカーのたわしは柄付きキッチンブラシとポットブラシを買って試してみたんですが、結局今は鉄フライパンを洗う用途としては使ってません。
見た目がかわいいので、かわいいからこれを使うっていう場合はそれでも良いと思いますが、一応私が感じた使い心地を紹介しておきます。
レデッカー 柄付きキッチンブラシ
キッチン用として一番有名なのがおそらくこのブラシ。
こちらのキッチンブラシは、私の感覚だと鉄フライパンを洗うには「毛の強さ」が足りません。
普通に力を入れて洗おうと思うと、毛が柔らかすぎてヘタっとなってしまい、鉄フライパンの汚れは洗えない。
毛が柔らかいのでヘタっても手で戻せば戻るんですが、そのくらい柔らかいんです。
鉄フライパンの油汚れ・焦げつき・こびりつきをきれいに洗い落とすには、もうちょっと固くて強い毛のたわしのほうが良いと思う。
これを使うとしたら、南部鉄器で少しもこびりつきがない調理をしたときとか、油汚れがほとんどないときとかでしょうか。
私は南部鉄器の玉子焼き器を使ってるんですが、それならこのキッチンブラシでも洗えます。南部鉄器の玉子焼き器って使っても全然汚れないので、ブラシでさーっとなでるように洗うだけで良いんですよね。
鉄ではなく、煮物や味噌汁に使った普通の鍋などを洗うのにも良いかもしれません。
で、結局鉄フライパンを洗うのにはこのキッチンブラシは使ってなくて、私は排水溝を洗うのに使ってます。これがねー、排水溝掃除にめちゃくちゃフィットしてて使いやすいんですよ。
サイズ的にもちょうど良いし、柔らかい毛が排水溝まわりの部品を洗うのにもちょうど良い。掃除用として役に立っています。
レデッカー ポットブラシ
こちらのレデッカーのポットブラシは、キッチン用品店で一目惚れして購入しました。
こちらのポットブラシに関しては、毛の強度は良いです。固くて強くて、鉄フライパンの汚れもなんなく洗えます。
持ち手の形も力を入れて握りやすく、洗いやすいです。
ころんとした見た目もすごくかわいい。
なんですが。
持ち手の木の部分の水切れが非常に悪い。洗い物のあと、とにかく乾きにくくて、いつまで経っても持ち手の木が湿ってるんです。。
細い・薄い木の柄だったら濡れてもすぐに乾くんですが、この持ち手は丸っこくて太いのでなんか全然乾かないんです。
乾かし方としてはその場に置いておくしかないと思うんですが、良い置き場もないし、置いておく場所に水がたまるのも嫌でした。紐を自分で付ければ吊り下げられますが、面倒だし。。
結局、置き場がないこと、水気がなかなか切れないことが気になって、いつのまにか使わなくなってしまいました。洗い心地はすごく良いのですが。
使う場合は、洗い物の後にしっかり振って水気を切ったり、紐で吊るしたりして、できるだけ風通し良く乾かすと良いと思います。
似たような製品でこういう紐付きのものもありました。ブランドにこだわらなければ、こちらも良いかも。
まとめ:鉄フライパン用には柄付き&適度な強度のたわしを
たわしはホントにいろいろ種類がありますが、鉄フライパンを洗うたわしとしては、
- 柄付き
- 適度な強度
- 適度な弾力
のものがおすすめです。
吊り下げ用の紐やフックなどがついていればベストですね。
それから、普通のたわしじゃ落とせない焦げつき・こびりつきができた場合(めったにできないけど)は、その部分だけ金たわしを使って落とすと良いと思います。
焦げつきが残ったままになると、次回使うときにその部分がさらに焦げついてくるので、焦げつきはその都度しっかり落とすと毎回気持ちよく使えます。