宇津木式スキンケア2年目を終えて。この1年の肌状態や、変えたことなど
宇津木式スキンケアを始めてあっという間に2年が経ちました。
最初はつらかった宇津木式も生活にかなり馴染み、肌的には充実感(?)があります。
今回は、この1年間の宇津木式スキンケアの感想と肌状態をまとめます。
目次
宇津木式2年目の肌状態と感想
過去イチ、肌状態の良い時期があった
昨年5~6月頃、これまでで一番肌状態の良い時期がありました。宇津木式を始めて1年2~3か月頃。
20代後半頃から振り返ってもここまで状態の良いときはなかったのでは、、と思うほど。
石けん洗顔とノー化粧水でこの状態まで持っていける宇津木式に感激した瞬間でした。
ただ、その状態は長続きはしなくて、その後夏にかけてベストな状態からは下降。たぶん、日焼け止めの量や冷房が原因なのかなと思います。
それでも、宇津木式スキンケアを今後も諦めないと決意するには十分でした。
宇津木式2年目の冬は余裕だった。入浴が有効?
宇津木式1年目の冬は相当つらくて、化粧水を使ってしまいたいと何度思ったかわからないんですが、2年目の冬は正直余裕でした。
多少乾燥は気になりますが、全然つらくない。肌が丈夫になったのかもしれません。
秋から冬の間、これまでと少し変えたところがあります。
- ワセリンをこれまでよりも多めに塗るようにした
- 時間をかけて入浴する回数を増やした
宇津木式スキンケアは本来、「洗顔後にワセリンを塗る」スキンケアではなく「洗顔後に何も塗らない」スキンケアです。
そのためワセリンは必要時にごく少量塗ることが基本とされていて、宇津木式の参考書である『「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法』でも、粉が吹くほど乾燥するときに米粒の半量ほどを塗って良いというような表現で説明されていたと思います。
昨年の冬は米粒半量を忠実に守り、どうしてもつらいときだけほんのちょっと増やした程度だったんですが、今年は乾燥が気になり始めた時期からワセリンを常に多めに(といっても、これまで米粒半量だったのを米粒1粒くらい)塗るようにしてみました。
ワセリンの量を思い切って増やしたことで、乾燥でつらくなることはなくなりました。ワセリンを増やすのは正しい方法ではないかもしれませんが、それによって「つらくない」状況を作るというのは精神的にも良かったです。
これから春にかけて、ワセリンの量は徐々に戻していくつもりです。
もう1つ変えたのは入浴です。
お風呂は基本的にシャワーで済ませることが多かったのですが、この秋から冬はしっかりお湯につかりました。
これはもともと肌のためとかではなく、純粋に疲れと寒さでお風呂に入りたかったから。
すると、お風呂に入ったあとに、かさついていた顔の肌が回復していることに少しずつ気づき始めました。
お風呂に入ると肌の調子が良い。
このことに気づいてからは、肌の調子が悪いときは意識的にお風呂に入るようになりました。
お風呂と顔のかさつきにどんな関係があるかはよくわかりません。お風呂に入っている間に湯気で顔が保湿されているのかもしれないし、かさつきを生み出していた何らかの原因がお風呂に入ることによって解消されていたのかもしれない。
前述の宇津木式参考書では、お風呂につかることはマイナスだとされています。
Q 長くお風呂に入ると美肌になりますか?
『「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法』(青春出版社)
A 湯船につかることは、肌にとってはリスクです。
全身の肌が水分にひたされることはリスクであり、さらに40度の湯に長時間となればなおさらだと書かれています。
宇津木式では、熱いお湯で洗顔すると乾燥してしまうためぬるま水での洗顔が推奨されていますが、お風呂に関しても同じ論理ですね。
ただ、私の場合、お風呂に入って肌の乾燥が悪化したという実感は一切なく、逆に肌状態は改善したしお風呂本来のリラックス効果も感じられて、非常に良かったというのが感想です。
気をつけているのは、これまで通り「熱いお湯は顔にはかけない」ということ。お風呂のお湯につかるのは体だけで、洗顔に関してはこれまで通りぬるま水で行うようにしています。
ニキビに悩まされる(宇津木式とは別原因)
あるときから突然、ニキビが頻繁に発生するようになりました。場所は決まっていて、額と顔周り(髪の生え際)。
これまでもニキビができることはありましたが、最近のは明らかに何かが原因になっていると思われるようなでき方でした。宇津木式スキンケアのやり方は変えておらず、宇津木式以外の何かが原因だと考えられます。
原因の特定は未だにできていないんですが、今のところ可能性が一番高いと思っているのは白髪染め。白髪染めを始めてから、ニキビができ始めたからです。。
一応その他の原因も疑ってみて、
- 洗顔時、顔周りに洗い残しがないように気を付ける
- シャンプーやトリートメントの洗い残しがないようによく流す
- 使っていたヘアトリートメントオイルを休止する
- 枕を変える
- 枕・シーツ類を洗濯する
- ニキビになりそうな食べ物を控える(チョコ・お菓子など)
このあたりを変えてみましたが、改善されず。
カラー専門店の美容師さんに相談してみたところ、白髪染めが何らかのアレルギー症状の引き金になってニキビが出始めることは考えられることではある、というお話でした。
とはいえ白髪染めをやめることはもうできない。ニキビがまだ続くようであればオーガニックのカラー剤に変えるという方法があるようなので、次回そちらを試してみようと思っています。
追記:オーガニックの白髪染め剤に変えたら、ニキビが止まりました。
宇津木式スキンケア2年目で変えたこと
この1年、これまでと変えた点は以下の通りです。
- 洗顔後のワセリンの量を増やした
- 定期的に指でピーリングするようにした
- 額と顔周りだけ化粧水(オードムーゲ)を使うようになった
①に関しては上に書いた内容と重なりますが、冬の乾燥対策としてワセリンを米粒半量から米粒1粒分に増やしました。
少量のワセリンでつらくても我慢するのではなく、つらくないようにワセリンを増やす過ごし方に変更。精神的にも肌的にも良い状態になっています。
②に関しては、皮むけ対策として始めました。詳細は以下の記事でまとめています。
③に関しては、上で書いたニキビ対策です。
現在は、ニキビの発生を止めることはどうしてもできていないのですが、発生したニキビに対してはオードムーゲを利用することで被害を最小限にとどめられています。
オードムーゲはかなり昔からある化粧水ですよね。私も遠い昔に使ったことがありますが、当時は保湿力がほしかったのであまり使わなかった記憶があります。
今回ニキビが早く治ってほしいという気持ちで使い始めてみたら、想像以上の効果の高さで驚き。使っていないときと比べて、2倍くらいの速さでニキビの炎症が治まります。
使っているのはニキビができる額と顔周りだけで、コットンで拭き取るように塗布しています。頬や口周りなどには使っていません。コットンでの拭き取りだと塗布場所をきちんと区別できるのが良い。
毎日朝晩の洗顔後にオードムーゲを使っていて、ニキビの発生を完全に抑えるまでには至っていませんが、治りは早くなったしニキビの発生数は減りました。
ニキビの根本原因が何かあるはずなので、それをなんとかしないと完全解決には結びつかなさそうですね。まずは白髪染めのカラー剤の変更から試します。