第14戦ベルギーGP レッドブル1・2。不運続きのルクレールはお祓いに行ったらどうだろう
移籍の話題に事欠かなかった1カ月の夏休みを終え、再開初戦はベルギーGPでした!
遅ればせながら観戦記を。
なんていうかもう今年のチャンピオンはフェルスタッペンで確実になっちゃったっぽい感じがしますね。
えー。つまらん。笑
チャンピオン争いが面白くなってほしいっていう気持ちで後半はルクレールを応援する気満々だったのに~。
抜きやすいサーキットということもあってか、各チームここぞとばかりにPU交換などを投入する大ペナルティ祭りでスタートした戦いでした。
フェルスタッペン14番手から1位フィニッシュ
グリッド降格ペナルティで14番手からスタートしたフェルスタッペンが圧倒的な走りで優勝。
これだけ圧倒的だとどうしようもないよね。同じチームのペレスでさえ追いつけないんだから。
今年の序盤はペレスのほうがマシンに合ってたような感じがしたけど、開発がどんどんフェルスタッペン寄りになっているのか。
Driver of the Day も獲得。
グリッド降格が決まっていたから、予選ではペレスを助けたりするのかなぁとも思ったけど助けませんでしたね。ペレスを引っ張ることなく、しっかりポールポジション取って。
ペレスはよく助けてくれるのに、フェルスタッペンは助けてあげないんだなぁって思っていたけど、決勝のときに解説の中野さんが「記録を意識している」って言っていた。
今ハミルトンが持っている最多ポールポジションの記録を超えるために、1つでも譲りたくないんだなって。理解しました。
まぁ、これだけ強かったらチームもペレスもファンも何も言えないか。
でもそんなペレスも2位で、レッドブルの1・2フィニッシュで終了。
今年序盤のような熱戦がもっと見たいんだけどなぁ。
ルクレールは不運のピットストップ×2
ルクレールはまたもや不運に見舞われたレースでした。
A pit-lane speeding penalty at the end of the race capped a frustrating day for Charles Leclerc 😖#BelgianGP #F1 https://t.co/2G0GyD64yb
— Formula 1 (@F1) August 28, 2022
ペナルティで15番手からのスタート。9番手までポジションを上げていたのに、早々に誰かの捨てバイザーがマシンに挟まったとかで3周目にピットストップを余儀なくされました。
(その後、フェルスタッペンの捨てバイザーだったとか代表が言ってたっぽいけど、どうなんだろう。そんなのわかんなくない?笑)
セーフティカーが出ていた最中だったのが救いか。
そして終盤、5番手まで上げていたところでファステストを狙うためピットイン。ピットアウトのタイミングがよくなくアロンソと競る状況になってしまい、結局ファステストは出せず、さらにピットレーン速度違反を取られて5秒ペナルティ。
5位フィニッシュに5秒ペナルティで、最終的には6位という結果になりました。
昨年のハミルトンとフェルスタッペンのように僅差でチャンピオン争いをしてるならまだしも、今年ルクレールのチャンピオンの可能性はほぼなくなっているのに、リスクを冒して+1ポイントを狙うってどうなんだろうね。
ルクレールは無線でリスクを取りたくないって言ったのに、ピットインを指示され。ピットアウト時の競り合いと速度超過という2つのリスクが現実になってしまいました。
ピットレーンの速度超過はセンサー故障による1km/hの超過だったらしく、それも捨てバイザーが原因だったみたいで。
なんでそんな不運なの。
ルクレールはホントによくこんなに毎戦毎戦不運を呼び寄せるね? っていうくらい不運に見舞われていますが。
お祓いに行ってみてはどうだろう。気持ちも変わるよ。
P9 in Lap 1 then tear off in the brakes that causes front right brake overheating, have to stop to take off the tear off off the brakes, come back to P5, took a 5 seconds penalty for being too quick in pit lane because of a burnt sensor caused by the first issue. Beautiful day! pic.twitter.com/8TbcsiqzEt
— Charles Leclerc (@Charles_Leclerc) August 28, 2022
角田くんは残念。ピット作業反省してほしい
角田くんは予選はふるわず。他ドライバーたちのペナルティで13番手スタート予定でしたが、結局何かのトラブルでピットレーンスタートに。
最初、ハードタイヤでのスタートがうまくいっているように見えましたが、ピット作業に9秒くらい時間がかかったみたいですごく大きなロスになっていました。
最終的には13位。ピットがうまくいっていればどうだったか。。と思わずにはいられない。
今回ガスリーもピットレーンスタートでしたが、9位入賞。ちょっと差をつけられてしまいました。
アロンソとヘルメット交換したみたいです。
リカルド、ガスリー、ミック、角田くん、来期どうなるのか
今年の夏の移籍話はほんとにいろいろありますね~。まだ決まってない人たち、どうなるんだろう。
結局リカルドはマクラーレンとの契約終了と発表され、来年どうするか。マクラーレンに入るのはピアストリ君だろうけど。
McLaren Racing and Daniel Ricciardo have mutually agreed that Daniel will leave the team at the end of the 2022 season.
— McLaren (@McLarenF1) August 24, 2022
The team thanks Daniel for his dedication and contribution, including that memorable win in Monza. We look forward to finishing the season strongly together.
リカルドはマクラーレンのマシンと合わなかったのかな。結果を出せなくて本人も残念だよね。
ガスリーはアルファタウリとの契約がありますが、アルピーヌの席を狙うのかという噂もあるらしく。
ミックもフェラーリ育成の契約が今年で終わると言われているらしく。
角田くんはアルファタウリの契約未定。アルファタウリの契約延長を願っています。
2022年第14戦ベルギーGP結果
順位 | ドライバー | 所属 |
---|---|---|
1 | マックス・フェルスタッペン * | レッドブル |
2 | セルジオ・ペレス | レッドブル |
3 | カルロス・サインツ | フェラーリ |
4 | ジョージ・ラッセル | メルセデス |
5 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ |
6 | シャルル・ルクレール | フェラーリ |
7 | エステバン・オコン | アルピーヌ |
8 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン |
9 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ |
10 | アレックス・アルボン | ウィリアムズ |
11 | ランス・ストロール | アストンマーティン |
12 | ランド・ノリス | マクラーレン |
13 | 角田裕毅 | アルファタウリ |
14 | 周冠宇 | アルファロメオ |
15 | ダニエル・リカルド | マクラーレン |
16 | ケビン・マグヌッセン | ハース |
17 | ミック・シューマッハ | ハース |
18 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ |
NC | バルテリ・ボッタス(DNF) | アルファロメオ |
NC | ルイス・ハミルトン(DNF) | メルセデス |
* ファステストラップ
NC: Not Classified
DNF: Did Not Finish
FORMULA 1 ROLEX BELGIAN GRAND PRIX 2022 - RACE RESULT
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