第19戦アメリカGP 角田くんのオーバーテイク＆入賞が素晴らしかった

アメリカ大陸のGPが始まりました。今週はアメリカGP！

月曜早朝４時～の決勝レース生観戦はやはり無理で、月曜夜に見逃し配信で観戦しました。

セーフティカー２回、レッドブルの珍しいピットミス、ハミルトンの好調、角田くんのオーバーテイク＆入賞など、ベッテルとマグヌッセンのバトルなど、見どころたくさんありましたね。

レッドブルのコンストラクターズチャンピオンも決定しました。

角田くんは予選15番手。他ドライバーのペナルティで13位からスタートかと思いきや、角田くん自身もギヤボックス交換のペナルティで19番手スタートに。

角田くん、スタートはめちゃくちゃ失敗していてリプレイ見たら本当にひどいスタートで笑えましたが（笑）、サインツのスピンで他のマシンが詰まっているなか追いつき、さらにオーバーテイクで一気に14位まで順位を上げていきました。

１周目のオーバーテイクは本当にすごかったですね！

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サインツはラッセルに接触され、鈴鹿に続いて１周目で終了しちゃって残念。今シーズンはサインツ運がないなーっていうことが多いですね。

角田くんはその後も何度かオーバーテイクを見せて10位フィニッシュ！ レース終了後、アロンソの降格で最終的には９位入賞になりました。

本当に良かった！祈っていました！！

9位、久しぶりのポイント獲得になりました！特にミディアムでのペースが良く沢山オーバーテイクできて楽しめました。今週も数々の日本国旗が見られました！日本から遠いこの地でも現地に駆けつけて応援してくださりありがとうございました！そして何よりもこのポイントはマテシッツさんへ捧げます。 pic.twitter.com/DUlfWUgbgg

— 角田裕毅/Yuki Tsunoda (@yukitsunoda07) October 24, 2022

19番手スタートだったから最初はあまり期待してなかったけど、レースが始まるとペースは良さそうだったし、10位前後の位置で走っている時間が長かった。

途中、遅いガスリーの後ろで長々と走らされてましたが、アルファタウリのあの対応は何なの？ 実況のサッシャさんと解説の中野さんもしきりに言ってましたが。

角田くんはミディアムタイヤなのにガスリーに蓋をされてる状態で、せっかくのタイヤがなくなっちゃったみたいなんですけど。ガスリーのせいで後続にも追いつかれて。

アルファタウリが角田くんを先に行かせるはずはないよなと私も怒りながら見ていましたが、やっぱり行かせなかった。今さらチームに期待とかしないけど、何を考えてるんだろう？ ガスリーももうすぐ出ていくドライバーだけど？？ そんなにガスリーを優先しないといけないの？ 契約？

あとで記事を見たら、ガスリーの後ろでステイの指示だったようですね。はぁ。ため息しか出ない。「自力で抜け」でもなくて、ステイの指示なら何もできない。

まぁ前に同士討ちがあったからリスクを排除したいという考えが生まれるのはわかるけど、ベストはガスリーに譲らせることじゃないの？ あそこで譲っていたら、もう少し上位も狙えたかもしれないのに。

ガスリーにはセーフティカー中の違反のタイムペナルティが出されたのに、それでも角田くんを優先させない考え方には全く納得できない。

それでも入賞した角田くんは立派だと思いました本当に。チームの理不尽な要求にも負けず冷静さを失わず、ミスをせずに本当の実力で自力で入賞。素晴らしい。中野さんが今季のベストレースだと言っていました。本当にそう思う！！

角田くんのオーバーテイクをまったくリプレイしてくれない公式映像にはがっかりでした。

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最後、結局フェルスタッペンが優勝ね～と思いながらもうレース終了な気持ちでゴールシーンを見ていたら、いきなりすごいシーンが出ました。

ベッテルとマグヌッセンのファイナルラップのバトル。すごかった。

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最後はベッテルが抜いて８位フィニッシュ。（その後７位に繰り上げ）

ベッテルは、途中良い走りをしていましたがピットストップでひどいミスがあり、一気に順位を落としてしまったんですがそれでもここまで追い上げて入賞。

鈴鹿でのバトルと結果に続いて、素晴らしいバトルと結果！

昨年より輝いている気がしますね。

今回ストロールも調子良さそうだったから、マシンが良かったのかな。それでも、あぁいうバトルを接触なしで見せられると、すごーい！！ってなりますね。

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ハミルトンは惜しかったですね。

今年はまだ優勝がなく、今回は優勝を狙える位置で走っていましたが最終的にはフェルスタッペンに抜かれてしまいました。でも２位。

フェルスタッペンが途中でピットストップのミスで順位を落としたので多少面白くなりましたが、やっぱり今年一番速いのはレッドブルか～っていう感じですね。

今年の残りのレース、今回のようにレッドブルやフェルスタッペンに大きなミスがあればハミルトンもまだ優勝狙えるかもしれません。

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アロンソは、ストロールをオーバーテイクしようとした際に接触。

ストロールがアロンソに気づいて寄せたら、すでにオーバーテイクの動きに入っていたアロンソが後ろから接触する形になりました。

アロンソのマシンは前輪が浮き上がって地面に落ち、パーツも壊れたようでしたが、修理してそのまま走り結局７位フィニッシュしていました。

接触直後はアロンソも衝撃を受けているような無線で、大丈夫？ と思いましたが、そのまま入賞圏内まで走り続けていたことに驚きます。マシン的にも精神的にも。

ちょっと怖い接触でしたね。

ストロールはまたミラー見てなかったのか、と思ったら、ミラー見たけど反応が遅かった、ということのようでしたね。

ストロールは次戦３グリッド降格とのこと。

アロンソのマシンはその後走っているときにミラーがぽろっと取れてしまい、そのまま走りましたがレース後にハースの抗議により15位に降格となってしまいました。

ハースはマグヌッセンがこれまで３回もオレンジボールの旗を出されて強制的にピットイン・修理させられていたので、なんていうか説得力のある抗議ですね。

これまで２人交代制のレース・ディレクターのうち、ハースはいつも同じ人にオレンジボールを出されていたようで、もうその人はレース・ディレクターやらないってことになったらしいですが。

まぁ２人でやってたら、判断ブレますよね。

クラッシュを経て入賞したのに降格というのはアロンソもかわいそうですが、アルピーヌも異議申し立てをしているようで、裁定を待つことになりそうです。

次戦はメキシコGPです！

第19戦アメリカGP　結果

* ファステストラップ
NC: Not Classified
DNF: Did Not Finish

FORMULA 1 ARAMCO UNITED STATES GRAND PRIX 2022 - RACE RESULT